家づくりコラム・基礎編!~ベタ基礎でも2種類の方法がある!
こんにちは!しんせつハウスの奈木です。
最近は寒さがどんどん深まり、朝ベッドから出るのに気合いが必要で、
あー出たくないなーと思ってるといつの間にか2度寝をしている…というパターンの日々が続いております。
冬でもベッドからすぐ起き上がれる秘訣はありますか?
ご存知の方、しんせつハウスの奈木までよろしくお願いいたします🥺
本日は、そんな寒さに強いお家づくりにも大切なポイントになる『基礎』編です。
前回は「注文住宅で重要なポイント」をお伝えいたしました。
今回はベタ基礎でも2種類の方法がある!ということをご紹介していきます☺️
下記は【二度打ち】という施工方法の断面図です。
こちらが一般的に施工される主流の方法で、『立ち上がり』と『ベース』の繋ぎ目に境があることから、二度に渡ってコンクリートを打設するのがお分かり頂けるかと思います。
ベースのコンクリートを流し込んだあと、充分に乾く期間を置いてから立ち上がり部分を流し込んでいきます。
コンクリートは一度固まってしまうとコンクリート同士でくっつかないので、どうしても隙間が出来てしまいますのがデメリットです。
続いて下記の【一体打ち】は
『立ち上がり』と『ベース』が繋がっていますよね!一気にコンクリートを流し込んで施工しています。
1つの大きなコンクリートの塊を地面に作り、作業を1日で終えてしまのが「ベタ基礎一体打ち工法です。」
上記『二度打ち』と『一体打ち』の大きな違いが2つあります。
1つ目は、一体打ちは打ち継ぎがないので強度が高い点です。
二度打ちした基礎は立ち上がりとベースの部分が鉄筋では繋がっていますが、コンクリートで繋げていないことから隙間が出来てしまいます。
そのため、左右の揺れに耐えきれずに、横に倒れてしまう可能性があります。
一方、一体打ちは立ち上がりとベースのコンクリートを繋げて造られているので、二度打ちよりも強度が高くなります。
2つ目の違う点は、一体打ちは打ち継ぎの部分から、雨水やシロアリが侵入することがない所です。
二度打ちの方法ですと、立ち上がりとベースの間には隙間が出来てしまうので、シロアリも雨水も侵入する可能性があります。
シロアリは1㎜程度の隙間があれば侵入可能なので、余裕で入ってこれます。
更に、打ち継ぎの部分は地面のすぐ近くにあるのでシロアリは簡単に入ってこれてしまいます。
シロアリの侵入が可能なら雨水ももちろん通ってしまいます。
打ち継ぎ部分は地面よりは上になるので、雨が降った際にそのまま流入してしまうことはありませんが、場合によってはその隙間から入ってしまう可能性があります。
と一体打ちのメリットばかりをお伝えしましたが
ではどうして一体打ちよりも二度打ちの方が主流なのか?
次回『見えてこないコンクリート内部も大切』ということと併せてご紹介していきます✨
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