家づくりコラム地盤調査編!~3つの工法のメリット、デメリット
こんにちは!しんせつハウス奈木です。
お正月の間は胸を痛めるニュースが多く、現在でもニュースをつければ目を背けたくなるような現実がある状況が続いていますね。
私たちが住んでいる磐田市もいつ南海トラフ地震に襲われるか分からない地域です。
地震で少しでも多くの方の命が救われるのに大切なポイントの1つに地盤の強さが上がってくるかと思います。
本日は前回ご紹介した『地盤が弱かったときの改良方法』のそれぞれのメリットデメリットをお伝えしていきます。
①表層改良工法
😊メリット
改良する地盤が小さく軟弱な地盤が浅い場合は、比較的安価で工事可能で、強度もしっかりと維持することができます。
また、地中にコンクリートや石などが混入していても施工可能な点も大きな特徴かと思います。
😣デメリット
施工した人の技量によって地盤の強度にムラが出来る可能性があり、地盤のゆがみなどにより建物が傾いてしまう原因になりやすいです。
②柱状地盤改良工法
😊メリット
地盤改良後は強度を長年にわたり維持していくことが可能です。
支持層ががなくても施工が可能な場合があります。
😣デメリット
改良体の撤去等地盤内部の土を元の状態に戻すのは非常に難しいため、将来的に土地を売りたい場合、価格の低下につながる可能性があります。
③小口径銅管工法
😊メリット
3階建てなど重量のある建物でも問題なく対応できることです。
施工後の地盤強度も他と比べて高い点も大きな特徴の一つです。
😣デメリット
第一条件として支持層がなければ施工することが出来ません。
工事中の騒音や振動が大きいため、工事に入る前のご近所さまへの配慮は欠かせません。
またコストは比較的かかることが多いです。
どちらの工法も向き不向きの土地がありますので、お家づくりの際には担当者さんとよく相談出来ると良いですね!
次回の地盤調査編は『新しい改良方法について』です!
もちろん今回ご紹介した3パターン以外のもので、液状化対策も出来る改良方法についてです。
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